またまた久しく時間が空いてしまった訳なのですが、書きたいネタはたくさん持ってたりします。
今回はずいぶん意味深なタイトルになってしまったのですが、凄く違和感を感じたので書いてみようと思います。
昨年の11月のお話なのですが、札幌のタクシーで道順が気に入らないと大暴れして、運賃未払いの上、スマホ投げつけて去って行ったお話って皆さん覚えていますか?
調べてみるとその犯人はなんと「弁護士」だったと言うことで話題になったと思います。
Youtubeに当時のニュースが残っていますね。
https://www.youtube.com/watch?v=gQnGC_Pcgmk
さて、上のYoutubeのリンクをクリックした方は動画の掲載者が書いたので実名が出ちゃってますが、
マスコミ各社が報道したときには「30代男性」とか「札幌市の弁護士」とか、少なくともワタクシの知る限りでは実名公表が一切されなかったんですよね。
タクシーでの暴行事件のニュースって、ドライブレコーダが普及してきてから結構マスコミでも扱われるようになって、そのときって大概実名公表されてるんですよね。
ちなみになのですが、札幌弁護士会においても会長声明では「札幌弁護士会の会員」という書き方で実名は一切公表されていなかったり…
さて、この差はなんなのか?
ネット上ではもう実名が流れまくっているのでワタクシも彼の実名でここから先は記述したいと思います。
大騒ぎを起こしたのは、杉山央(ひさし)弁護士。
経緯としてはタクシーのドライバーが自分の意にそぐわないルートで走行したことに腹を立て?車内で大暴れ。
運転席と後部座席の間に防犯用のシールド(強化ガラス製)があるのですが、それを蹴破る位の大暴れ。
強化ガラスを割るって大事ですよ?
その後、運賃990円を払わずに降車後、タクシーに向かってスマホを投げつける。
と、まぁ…ちょっと呆れちゃいます。
タクシー会社がドライブレコーダの動画を公表して、被害届を提出した事によって発覚しました。
結果としては暴行と器物損壊の罪で略式起訴、札幌簡易裁判所より罰金30万円の略式命令が出ました。
さてさて、ここに至るまでマスコミや弁護士会のサイトにも一切実名が出てません。何故なのか?
いくつか推察出来るのですが…
①被害届は出ているけど逮捕はされていないので実名公表しない
②マスコミ各社が「人として、弁護士として倫理は疑うけど実名を公表するレベルの事件では無い」と解釈している
といったところでしょうか。
ワタクシはその先に更に
③弁護士を相手に炎上させすぎても事件の規模的に「名誉毀損」等の訴訟を起こされても面倒、リスクが高い。
と、裁判のプロからの報復を恐れる、面倒くさがったのでは無いだろうか?と考えてしまっています。
もしそうならマスコミも最悪ですが…
実はこの記事、杉山央弁護士の懲戒処分の内容がわかってから書こうと思っていたのですが、処分が下されたのは今年の5月18日でした。
懲戒処分の内容は「業務停止1ヶ月」
やっとここで実名公表。
それ以前にちょっと処分内容軽くないですか?そして遅くないですか?事件から半年経ってます。
そしてこの懲戒処分の内容に関するニュース、NHKと北海道放送でしか確認出来ませんでした。
時間が風化させたのか、そんなに大騒ぎするニュースでは無かったのか…なんだかモヤモヤします。
ワタクシの持論になってしまうのですが、
弁護士という仕事は、法律事務行ったり司法の場において検事と同等に法律に基づいて被告人の支援や代弁を行う「法の番人」だと思うんです。
弁護士という職に就く人間は法律に対して人一倍誠実であって欲しいとおもうんです。
政治家や官僚が汚職をしたりして国費(税金)を不正利用したのと同じくらい、法を犯した弁護士は叩かれても、もっと思い処罰が科せられてもいいのでは?と思うんですよね。
程度の問題もあるのかもしれませんが、弁護士資格剥奪するくらいはして欲しい。
少なくともワタクシが何かしらの依頼をするようなことになったときにこんな弁護士にお願いしたくないですし、困ったことに弁護士って職種と無縁な人ほど「いい弁護士」ってどの人かってわからないと思うんです。
ちょっと過激ですかね?